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2021.09.21
株式会社スペサン(本社:東京都文京区、代表取締役:植松健佑)は、2021年9月10日〜2021年9月12日の期間中、2021年9月に7日間にわたって有楽町マルイで開催された『インクルージョンフェス2021秋』期間中、株式会社クーゼス主宰によるLGBTQ+の理解を深め多様な生き方や在り方を知っていただくことを目的に開催されたPop-Up Eventにおいて、空間演出を担当しました。
『未来を虹色にするために、自分たちの手で壁を融かす』
多様な社会、多様な生き方が世の中で求められ語られるようになってから、随分な時間が経ったけれども、それでも、当事者たちが思い描く理想のライフスタイルには程遠いと感じている現状。私たちは、もっと多くの選択肢を知り、生き方を知り、それらをお互いに許容しあえるようになる必要があると考え、そのために必要なのは、当事者だけでもない、アライ※だけでもない、よくわからないと距離を とる人たちだけでもない、全員がお互いを見つめ対話する時間。そのための小さな一歩を、この場所から踏み出していくという想いが込められています。
※アライ(ally)とは「味方」を意味する単語で、そこから転じて「LGBTを理解・支援する人」を指す
イベント開催中の3日間にわたり、約60名の当事者やアライの方々にご来場いただきました。
当日現場では、同性のパートナーがいることを公表しているラグビー女子日本代表の村上愛梨氏も、オンラインから中継で参加し、来場客とのコミュニケーションを楽しんでいる姿がとても素敵で、印象的でした。
初めてコンセプトを聞いた時、「虹」というキーワードのパワーや強さをとても感じ、SDGsの5でもあるジェンダー平等のシンボルカラーもオレンジということもありますが、直感でも「暖かみのある雰囲気になり、その場にいたくなり、コミュニケーションが活発になるような空間演出にすべきだ」とイメージアップができました。”人” や “顔”が見えるPOPを意識的に多くしました。これからスペサンでの空間演出の目標として、【ただ創るだけではなく、コミュニケーション創造が自動的に生まれる空間、活動創り】を今後も意識していきます。/ CCO 大巾 博史
今回、店頭に立りながら感じたのは【終始暖かい雰囲気で笑顔が溢れていた】こと、安心感や尊重する気持ちが、空間に表れていました。お客様とさまざまな会話ができ、今までLGBTQ+の存在は知っていたけれどもなかなか知る機会がなかったというカップルのご来場もあったり、日常的に触れていただけるような場所として提供ができたと感じています。壁や挫折が多かった方々も、少しでもこうした自然な笑顔へ導くお手伝いができるように、尊重あふれる空間を引き続き創っていきます。
/ HAKU プロデューサー 柴田 奈々子
今回の開催では当事者だけではなく、様々な方にきっかけになったのではないかと実感しています。来場した多くの方から「今までこんなサービスがあったなんて知らなかった」というお言葉をいただきました。開催中も多くのご縁が生まれたイベントとなり、こうしたイベントが今後も色々な場所で開催されるべきだなと三日間を通して改めて感じました。また、今後セクマイカップルが結婚式をしたいと思ってくれた先にkeuzes wedding by HAKUのように自分たちの体にあった衣装や自分たちの背景にそったプランニングを選べる選択肢があるということをより多くの方へ知ってもらえたら嬉しいです。/ 株式会社クーゼス 田中 史緒里
スペサンはクーゼスと共同開発が実現した「keuzes wedding by HAKU」を皮切りに、「互いを尊重しあえること」を大切にしながら、今後も「大切な人を想う幸せが連鎖する世界を創る」という企業VISIONを体現していきます。
LGBTQ+の社会課題解決をミッションとし多くの当事者と繋がりを持つクーゼスと、スペサンが提供してきたオリジナルウェディング「HAKU」の共同オペレーション設計により、当事者カップルに一切の不安やストレスを感じさせないウェディングプロデュースを実現します。
◆keuzes wedding by HAKU コンセプトムービー
◆公式サイト
◆公式Instagram
https://www.instagram.com/keuzes_wedding/