bansou - 結婚式の事例 -

気づけは肩を並べふたりらしいペースを刻み
自然と互いにともに生きる遠い未来のことまでを描くようになったふたり

ここに来るまでには楽しいことだけではなく
生きていれば当たり前に起こるうまくいかないこともそれなりにあった

『 その一小節だけ 』 『 その一歩だけ 』 切り取ると
なんだか立ち止まってしまいたくなるけれど
人生を一曲としたら きっとよいアクセントとなるはず
人生を道だとしたら きっとよい方向転換となるはず

良い時もそうでない時も
ともに奏でてともに歩んで重なりを楽しもう

今日ここに集まる私たちにとって大切なひとは
ここからはじまるふたりとの先の人生を彩ってくれる存在

一緒に歳を重ね一緒に楽しんでいこう
たくさんのありがとうとこれからもよろしくを

 

挙式は隠れ家のようなガーデンの中で
この季節だからできる柔らかな風の中で執り行いました

結婚の証となる結婚証明書は
紙ではなく おふたりが大切にされている藍染のタペストリーに
ゲスト皆様がマクラメ編みをして完成させていただきました

ちょっとした時間のカクテルパーティー
挙式が結びリラックスした雰囲気でそれぞれが自由な時を過ごします

披露宴会場へ移動すると
おふたりが座るメインにも 藍染で仕立てた装飾がゲストを出迎えます

美味しい料理と地元のゆかりあるお酒にこだわったおふたり
オリジナルメニューを提供できるシェフにより
アットホームな食卓風景が生まれます

美味しい料理に会話も弾み…
ゲストへの引出物は ゲストが選べるギフトをご用意
自分の好きなものに正直でまっすぐなおふたりだからこそ
ゲストにも好きなものを選んでもらいたいという思いでこの形に

そして数ヶ月前 ゲストをこのパーティーにお誘いした
招待状の絵柄をすべて合わせると…
藍染をモチーフにした1枚の絵画に姿を変えました

おふたりにとっての「らしさ」とは
王道ではなくても自分の好きなことに正直なこと

今まで通り自分らしく生きることにこだわりを持ち続け
ふたりで肩をならべて時の重なりを楽しんでいって下さい

 


Producer : Nanako Shibata
Designer : Hiroshi Ohaba
Photographer : Ayato
Location:house , garden