真っ暗闇に一つの明かり
それだけで進むべき道が分かるように
それだけで生きる意味が見出せるように
出会い交わり時間を共に過ごす中で
いつの間にか大切なひととなった仲間や
一つ屋根の下 一番近くで
自分の幸せだけを願ってくれた家族
「 何も持ってない 」
そう思っていた私たちは
気づけばたくさんの大切な存在に守られていた
この先の道を灯す明かりは
大切なひとの愛情によって自身の芯を燃やし照らしてくれた明かりなのだと
あなたが声をかけてくれたように
大丈夫
大丈夫
このひとつひとつの明かりを信じて歩んでいこう
そしてここから先の人生は大切なひとを守る明かりをふたりで灯していこう
当日 会場前にはこれまでのおふたりとお越しいただいたゲストとの思い出のお写真を
思い出のギャラリースペースを通ると挙式会場に到着します
ひとりひとりのお名前が刻印されたローソクにご自身で火を灯していただき ゲストの皆様に挙式の準備を整えていただきました
おふたりを温かく照らしてくれたゲストの光を表現しています
いよいよおふたりのご入場
親御様にエスコートいただき これまでのふたりを思い返しながらご結婚の誓いを立てていきます
おふたりがゲストの光に見守られながら火を灯したのは
100時間灯すことができる大きなキャンドル
この先何度となくふたりでその温かい光に包まれながら今日の日を思い出してほしいと思います
時は穏やかに進み披露宴会場へ
これまでふたりが大切にしてきた人
誰ひとり取り残すことなく
世代を超えて楽しめるコンテンツ
ふたりが大事にこだわったものでした
お色直しの対面は会場内で *
おふたりの姿に誰もがほっこりした気持ちになった瞬間でした
結びの時間では
聞き慣れたフォーマットではなく
新郎様から溢れ出た言葉
「自分の親がそうしてくれたように 大事な人がそこで笑っているだけで幸せなんだと思った」
おふたりがゲストを想う純粋な気持ちと
そんなおふたりを想い返すゲストからの祝福が
会場いっぱいに充満した
キャンドルのように温かい結婚式となりました
Producer : Nanako Shibata
Assistant : Takara Watanabe
Designer : Hiromu Ishikawa
Photographer : Ayato Ozawa
Location:restaurant
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